初めに
DSの解像度は256*192(4:3)です。
チート用いることによって、これを 4:3 とは異なるアスペクト比、具体的には16:10へのスケーリングを可能にできます。
DSエミュレータを使ったワイドスクリーンハックの導入方法はあまり情報が見つからなかったため、導入方法について記載していきます。
ワイドスクリーンハックの魅力
単純に引き伸ばすだけであれば、デフォルトの状態から設定を少しいじれば可能です。
ワイドスクリーンハックの魅力は引き伸ばしすることなく、描写領域を拡張できる点です。
言葉では伝わりづらいかもしれませんので、マリオカートDSを使ったサンプルを用意しました。
以下の画像を見れば一目瞭然だと思います。
【アスペクト比4:3(標準)】
【アスペクト比5:3(ワイドスクリーンハック無)】
【アスペクト比5:3(ワイドスクリーンハック有)】
ワイドスクリーンハック有のアスペクト比5:3では、マリオが引き伸ばされることなく、描写領域が拡張されて、右側のSHOOT!の文字が「SHO」まで見えるようになりました。
ワイドスクリーンハックの導入方法
※なんちゃって日本語化パッチを当ててある前提での説明になります。
- [設定]→[縦横比]→[Top 5:3 (3DS)]と[Bottom 5:3 (3DS)]を選択します。
- [Enable cheats]にチェックを入れます。
- [Cheat codes設定]からワイドスクリーンハックを動作させるチートコードを入力します。
ワイドスクリーンハックを動作させるチートコードはWidescreen cheats for DS games on 3DSを参考にしてください。
最後に
ワイドスクリーンハックは3Dグラフィックが多く使われているゲームで真価を発揮します。
一概に全てのゲームでワイドスクリーンハックが有用であるわけではないことにご留意ください。
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