Azahar Artic Setup Toolの使い方|3DSエミュレータAzaharを始めるための初期セットアップ手順

エミュレータ

はじめに

近年、ニンテンドー3DSエミュレータ界隈で注目を集めているのが Azahar です。
高い互換性と軽快な動作を両立したエミュレータとして、Citra系譜の後継を探しているユーザーを中心に支持を集めています。

しかし、Azaharを利用するには 初期セットアップが必須 です。
その際に使用するのが Azahar Artic Setup Tool になります。

本記事では、

  • Azahar Artic Setup Toolとは何か
  • なぜ初期セットアップが必要なのか
  • 実際の使い方・設定手順
  • 初心者がつまずきやすい注意点

を中心に、Azaharを初めて使う方向けに分かりやすく解説します。

「Azaharを導入したものの、最初に何をすればいいのか分からない」という方は、ぜひ参考にしてください。


Azahar Artic Setup Toolとは?

Azahar Artic Setup Tool は、
3DSエミュレータ「Azahar」を正しく動作させるための 初期環境構築ツール です。

Azahar本体は、起動しただけでは以下の要素が不足しています。

  • 必要なシステムファイル
  • 3DS本体固有のデータ
  • エミュレーションに必要な基本動作環境

これらを 実機のニンテンドー3DSから取得し、Azahar側へ反映する役割 を担うのが、Azahar Artic Setup Toolです。


なぜAzahar Artic Setup Toolが必要なのか

Azaharは「クリーンな状態」で配布されており、

  • 不要なファイルを含まない
  • ユーザー自身が環境を構築する前提

という設計になっています。

そのため、Setup Toolを使用せずにAzaharを起動すると、

  • エミュレータが正常に起動しない
  • ゲームを読み込めない
  • システムファイル関連のエラーが発生する

といった問題が起こりやすくなります。

Azahar Artic Setup Toolは、Azaharを利用するうえでの「最初の一歩」として、必ず実行しておく必要があります。


事前に用意しておくもの

Azahar Artic Setup Toolを使用する前に、以下を準備してください。

  • CFW導入済みのニンテンドー3DS本体(Old3DS / New3DS)
  • 3DS本体がWi-Fiに接続できる環境
  • PCにインストール済みのAzahar
  • Azahar Artic Setup Tool(3DS用)

※ 3DS本体へのCFW導入がまだの場合は、先に導入を済ませておく必要があります。
(CFW導入方法については、別記事を参照してください)


Azahar Artic Setup Toolの基本的な使い方

ここからは、実際の操作手順を順番に解説します。


3DS本体のネットワーク設定を行う

まず、3DS本体側で以下を確認します。

  • インターネット設定が完了している
  • Wi-Fiに正常に接続できている

Azahar Artic Setup Toolは、PCと3DS本体をネットワーク経由で接続するため、Wi-Fi接続は必須です。


Azahar Artic Setup Toolを3DSに導入する

次に、Azahar Artic Setup Toolを3DSへ導入します。

  1. 以下のリンクから
    AzaharArticSetup.cia または AzaharArticSetup.3dsx をダウンロード
    https://github.com/azahar-emu/ArticSetupTool/releases
  2. 導入方法は以下のいずれかを選択します。
    • .cia ファイル:FBIを使用してインストール
    • .3dsx ファイル:Homebrew Launcher(HBL)から起動

Artic Setup Toolを起動し、IPアドレスを確認する

Artic Setup Toolを起動したら、Aボタンを押します。

上画面に IPアドレスとポート番号 が表示されます。
この情報は後ほどPC側で使用するため、メモしておくか画面を表示したままにしておきましょう

表示例:192.168.0.23:5543


Azahar側の地域設定を行う

次に、PC側でAzaharを起動します。

  1. 左上メニューの エミュレーション → 設定 をクリック
  2. 左側メニューから システム を選択
  3. 右側の設定を以下のように変更
    • 言語:日本語(Japanese)
    • 国:日本
  4. 設定後、OK をクリック

※ この地域設定が正しくないと、後続のセットアップ処理が失敗します。


システムファイルのセットアップを実行する

続いて、Azaharのメニューからセットアップを開始します。

  1. File → Set Up System Files… をクリック
  2. 先ほど3DS本体に表示された IPアドレス:ポート番号 を入力
    例:192.168.0.23:5543
  1. Old3DS / New3DS を選択して OK をクリック

システムファイルの取得と更新を待つ

処理が開始されると、

  • Azahar側でのシステムファイル取得
  • エミュレータ内部のアップデート処理

が自動的に行われます。

完了までしばらく待ち、成功すると完了を示す画面が表示されます。
表示を確認したら OK をクリックしてください。


3DS本体を終了する

最後に、3DS本体側で以下の操作を行います。

  • STARTボタンを押してホーム画面に戻る
    または
  • 電源ボタンを長押しして電源をオフ

これで、Azahar Artic Setup Toolを使った初期セットアップは完了です。


おわりに

Azahar Artic Setup Toolは、
3DSエミュレータAzaharを快適に使うために必ず通る初期設定工程です。

とはいえ、

  • 操作はシンプル
  • 基本的には画面の指示通り進めるだけ

なので、一度流れを理解してしまえば決して難しくありません。

本記事の手順通りにセットアップを行えば、
Azaharを使った3DSエミュレーション環境をスムーズに構築できるはずです。

次のステップとしては、

  • Azaharの基本設定
  • 高解像度化や操作性改善

などを調整していくことで、より快適な環境が整います。

ぜひ、自分好みのAzahar環境を構築してみてください。

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