はじめに
本日、Microsoftの認定資格 「AI-900: Microsoft Azure AI Fundamentals」 に合格しました。
正直に言うと、最初はこの資格に特別な興味や意欲はなく、会社でAIに関する人材育成が推進されている中で、半ば義務的に受験することになったのがきっかけです。
とはいえ、実際に学習を進めてみると、AIや機械学習の基礎を体系的に理解する良い機会になりました。
この記事では、以下の内容を中心に、AI-900の学習法と受験の振り返りをまとめています。
- 試験の概要
- 学習に使った教材
- 勉強して感じたポイント
- 試験当日の様子と結果
これからAI-900を受験する方の参考になれば幸いです。
AI-900とは?
AI-900 (Microsoft Certified: Azure AI Fundamentals) は、AIや機械学習の基本概念、そしてそれを Microsoft Azure 上でどのように活用するかを理解していることを証明する入門資格です。
出題範囲は主に以下の4分野です。
- AIの基本概念(分類・回帰・クラスタリングなど)
- Azure Machine Learningの概要
- Azure AI Services(Vision / Speech / Language / Document Intelligence など)
- 責任あるAI(Responsible AI)の考え方
プログラミング経験がなくても受験できるため、IT初心者にも比較的取り組みやすい内容です。。
学習に使った教材
今回の学習には、以下の教材やサービスを活用しました。
1. Youtube講座
Microsoftの公式学習サイト(Microsoft Learn)は、日本語の翻訳が非常に分かりづらく、最初は体系的に理解するのが難しいと感じました。
そこでまずは、以下のYouTube動画を 3回ほど視聴し、試験範囲の全体像と重点ポイントを頭に入れました。
🔗 【AI-900】Microsoft Azure AI Fundamentals 試験対策講座(YouTube)
2. IT Concepts Japanの問題集
YouTubeで得た知識を定着させるために、IT Concepts Japanが公開しているAI-900問題集を利用しました。
会員登録だけで 無料で50問に挑戦できるため、理解度チェックに最適です。
🔗 IT Concepts Japan – AI-900 Microsoft Azure AI Fundamentals
3. Microsoftのプラクティス評価
試験前の仕上げとして、Microsoft公式の プラクティス評価(模擬問題)を繰り返し解きました。
満点を取れるまで繰り返すことで、出題形式に慣れると同時に、苦手分野を効率よく補強できました。
学習スケジュール
勉強期間は 約5日間(1日1時間程度) でした。
短期間でしたが、基礎をしっかり押さえれば十分合格ラインに届く印象です。
| 日数 | 学習内容 |
|---|---|
| 1〜2日目 | YouTubeと問題集でAIの基本概念を学習 |
| 3〜4日目 | Microsoftのプラクティス評価を実施 |
| 5日目 | 弱点補強・用語の最終確認 |
試験の結果と感想
私は自宅から オンライン試験(Pearson VUE) で受験しました。
試験時間は約45分、全45問の選択式問題です。
結果は 850点台で合格 でした。
印象に残ったのは次の2点です。
- 回帰・分類・クラスタリング などのAI概念に関する問題
- 責任あるAI(公平性・透明性・プライバシー保護)に関する設問
YouTubeで解説されていた内容が、そのまま出題されるケースも多く、動画と問題集の組み合わせ学習が非常に効果的でした。
「AIの基本を押さえつつ、Azureの具体的なサービスをイメージできるように学ぶ」ことが合格の近道だと感じます。
おわりに
AI-900の学習を通じて、AIや機械学習の全体像を整理できただけでなく、
Azureのサービスを通して「実際にAIをどう活用できるか」を具体的にイメージできるようになりました。
今回紹介した教材(YouTube、IT Concepts Japan、Microsoftのプラクティス評価)を活用すれば、
短期間でも十分に合格が狙える資格だと思います。
これからAI-900を受験する方の参考になれば幸いです。

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