【2026年決定版】DSi BIOS dumperの使い方|実機からmelonDS用ファイルを抽出する手順

3DS改造

はじめに

ニンテンドーDS/DSiエミュレータの決定版として名高い「melonDS」

ver0.9以降、DSiモードの完全なエミュレーションに対応したことで、当時配信されていた「DSiウェア」や、DSi専用・強化タイトルをPC上で動かせるようになりました。

しかし、melonDSでDSiモードを動かすには、実機から抽出した「3つの神器」とも言えるシステムファイルが不可欠です。

  • DSi ARM9 BIOS
  • DSi ARM7 BIOS
  • DSi ファームウェア

これらのファイルを安全・確実に抽出(ダンプ)できるツールが「DSi BIOS dumper」です。
本記事では、初心者の方でも失敗しないための導入手順を徹底解説します。


DSi BIOS dumperとは?

DSi BIOS dumperは、実機のDSiまたはCFW(カスタムファームウェア)を導入した3DSから、システムファイルを吸い出すための自作ソフト(Homebrew)です。

エミュレータで実機と全く同じ動作を再現するためには、これらのファイルが著作権上の理由で同梱されていないため、自分自身の本体から用意する必要があります。

ダンプ可能な主なファイル

ファイル名内容役割
bios7.bin / bios9.binNDS用BIOS通常のDSソフトの起動に必要
bios7i.bin / bios9i.binDSi用BIOSDSiモードの起動に必須
dsfirmware.binDSiファームウェアシステムメニューや設定の保持に必要
NANDデータ内蔵メモリデータDSiウェアやセーブデータの同期に利用

導入の準備

作業を開始する前に、以下のものが揃っているか確認してください。

  • CFW導入済みの本体(DSi または 3DSシリーズ)
    • 3DSの場合は、DSi互換モードを利用してダンプを行います。
  • SDカード(本体で使用しているもの)
  • PC(ファイルのコピー・管理用)
  • DSi BIOS dumper(dsibiosdumper.7z)

※3DSのCFW未導入の方は、こちらの記事を参照してCFWのセットアップを完了させてください。


ステップ1:ツールのダウンロードと配置

まずは、ツールをSDカードの適切な場所に配置します。

  1. melonDS公式サイト(公式リポジトリ)から最新版をダウンロードします。
  2. ダウンロードした「.7z」ファイルを解凍し、中にある dsibiosdumper.nds を取り出します。
  3. 3DS/DSiのSDカードをPCに接続し、以下のディレクトリに配置してください。
    • 配置先: sd:/roms/nds/
    • ※フォルダがない場合は手動で作成してください。

ステップ2:実機でツールを起動する

ここでは、最も一般的な3DS(TWiLight Menu++導入済み)での操作を例に説明します。
※TWiLight Menu++の導入方法についてはこちらの記事をご参照ください。

  1. 3DSの電源を入れ、TWiLight Menu++ を起動します。
  2. ファイルブラウザから、先ほど配置した dsibiosdumper.nds を選択して起動します。
  3. DSiモードの起動画面(または白い画面)を挟み、ツールのメニュー画面が表示されます。

ステップ3:BIOSとファームウェアのダンプ実行

メニューが表示されたら、ボタン操作でダンプを開始します。処理は非常に高速で、数秒で終わります。

  • 【Yボタン】を押す:BIOSファイルをダンプ
    • bios7.bin / bios9.bin
    • bios7i.bin / bios9i.bin
  • 【Xボタン】を押す:Firmware(ファームウェア)をダンプ
    • dsfirmware.bin

画面に完了のメッセージが表示されれば成功です。


ステップ4:ファイルの確認とmelonDSへの適用

ダンプが終わったら、本体の電源を切り、SDカードを再びPCへ接続しましょう。

ファイルの保存場所

ダンプされたファイルは、SDカードの以下のフォルダに自動生成されます。

sd:/roms/nds/dsidump/

このフォルダ内にある .bin ファイルをすべてPCの安全な場所(melonDSの実行ファイルと同じフォルダなど)にコピーしてください。

melonDSでの設定方法

  1. melonDSを起動し、Config -> Emu settings を開きます。
  2. DSi mode タブを選択します。
  3. 各項目(ARM9 BIOS, ARM7 BIOS, Firmware)に、先ほど抽出したファイルを指定します。
  4. 「Boot game directly」のチェックを外せば、懐かしのDSiメニューから起動することも可能です。

おわりに

DSi BIOS dumperを使用することで、自分の所有する実機から安全にシステムファイルを抽出できます。

  • melonDSの互換性が100%に近づく
  • DSiウェアがPCで遊べるようになる
  • 実機と同じ起動設定やメニューが再現できる

これらは、快適なレトロゲーム環境を構築する上で大きなメリットです。
ぜひ、自分だけのDSi環境をPC上に再現してみてください!

コメント