はじめに
最近、予備用として Newニンテンドー3DS を複数台追加購入したため、それらの本体にもカスタムファームウェア(CFW)を導入しました。
本記事では、2026年2月時点における Newニンテンドー3DS向けCFW導入方法の最新手順を、実際の導入作業を踏まえて整理し、できるだけ分かりやすくまとめています。
※ Newではないニンテンドー3DS(旧3DS/旧3DS LL)とは手順が異なります。 該当しない機種をお使いの場合は、本記事の内容をそのまま適用しないよう注意してください。
💡補足(重要)
本記事は、情報整理を目的とした技術メモです。
- CFW導入は自己責任で行ってください
- 導入後は任天堂公式のサポート対象外となります
これらを十分に理解したうえで、作業を進めてください。
Newニンテンドー3DS CFW導入手順
前提
CFW導入に利用する Super-skaterhax は、ニンテンドー3DSのインターネットブラウザーを利用したexploitです。
以下の条件を満たす Newニンテンドー3DS で利用できます。
- Newニンテンドー3DS
- システムバージョン 11.15.0 以上
- 全リージョン対応
※ 成功率が完全に安定している手法ではないため、失敗する場合もあります。その場合は再試行してください。
事前準備
このセクションでは、Super-skaterhax と Homebrew Launcher を起動するために必要なファイルをSDカードへ配置します。
- PCで Super-skaterhax の ZIP ファイル(直接ダウンロード)を入手する
- 3DSの電源を切る
- SDカードを取り出し、PCに接続する
- ZIPファイルを解凍し、中身をすべてSDカードのルートにコピーする
- SDカードを3DSに戻す
- 3DSの電源を入れる
次に、exploitの成功率を上げるため、以下の設定を一時的に変更します(作業完了後に元へ戻せます)。
- 本体設定 → その他の設定 → ユーザー情報 → 地域情報
- 「設定しない」を選択
続いて、
- 日付と時刻を現在のものに設定
したら、本体設定を終了します。
Super-skaterhax 実行
ここでは、ブラウザーexploitを利用して Homebrew Launcher を起動します。
- インターネットブラウザーを起動
- 右下の「≡」→ 設定 → セーブデータの初期化 → 初期化する
- ブラウザーが閉じるので、再度起動
- 「次へ」→「Google」→ OK → OK
- アドレスバーをタップし、以下のURLを入力
- ページが表示されたら、まだ「GO GO!」は押さない
- 「≡」→ ブックマークに追加
- 再度「≡」→ 設定 → Cookieを消す → 消す
- HOMEボタンで一度戻り、すぐにブラウザーを再起動
- ページが完全に読み込まれたら「GO GO!」をタップ
- ポップアップが表示されたら Aボタンで閉じる
成功・失敗時の挙動
- Homebrew Launcher が表示される:成功
- 白いエラー画面:成功率の問題。本体設定を開閉して再挑戦
- 黒画面でエラー:ファイル配置ミスの可能性
- 黄色画面:失敗。再起動して再挑戦
- Text と表示される:旧3DS(非対応)
boot9strap インストール
- Homebrew Launcher から nimdsphax を起動
- 成功すると SafeB9SInstaller が起動
- 指示されたキー入力を行い boot9strap をインストール
- 完了後、自動的に再起動
Luma3DS の設定画面が表示されたら、 設定は変更せず、そのまま Start を押して保存・再起動してください。
HOMEメニューが表示されれば、CFWの導入は成功です。
初期セットアップの準備作業
残りのセットアップに必要なファイルをSDカードへコピーします。
- PCで以下ファイルを入手する
- x_finalize_helper.firm (直接ダウンロード)
- finalize.romfs (直接ダウンロード)
- 3DSの電源を切る
- SDカードを取り出し、PCに接続する
- finalize.romfs をSDカードのルートへコピー
- SDカード内の luma/payloads フォルダを開く
- 存在しない場合は作成する
- x_finalize_helper.firm を payloads フォルダへコピー
- SDカードを3DSに戻す
- 3DSの電源を入れる
システムの更新
カスタムファームウェア導入後でも、システムアップデートは安全に行えます。
- 本体設定 → その他の設定 → 一番右 → 本体の更新
すでに最新の場合は「この本体は最新です」と表示されますが、問題ありません。
エラーが出る場合は、
- DNS設定:自動
- プロキシ設定:いいえ
を確認してください。それでも解決しない場合は、以下の公式トラブルシューティングを参照してください。https://3ds.hacks.guide/troubleshooting-finalizing-setup.html
RTCとDSPのセットアップ
このセクションでは、内部時計の補正と、DSPファームウェアのダンプを行います。
- (L)+(十字キー下)+(SELECT)を同時押しして Rosalinaメニュー を開く
- 「その他のオプション」を選択
- 「DSPファームウェアをダンプ」→(B)
- 「ユーザー時間オフセットを無効にする」→(B)
- (B)でRosalinaメニューを終了
※ ボタンが故障している場合は、config.ini を luma フォルダへ配置することでキー操作を変更できます。
セットアップスクリプトの実行
このセクションでは、一連のスクリプトを使用して、Homebrew のインストール、SD カードのクリーンアップ、およびシステムファイルのバックアップを行います。
- 本体の電源を切る
- (X)を押しながら電源ON
- Finalizing Setup Helper が起動し、自動的に GodMode9 が立ち上がる
以降、起動時に(START)を押すことで GodMode9 を起動できます。
GodMode9 初期設定
- 言語選択:English(後で変更可能)
- 必要に応じてバックアップ作成・RTC修正を実行
スクリプト実行
- (HOME)→「Scripts…」を選択
- 「finalize」を実行
- 指示に従って進める
「Setup complete!」と表示されたら成功です。
導入される主なアプリ
- FBI(CIAインストーラ)
- Homebrew Launcher Loader(3DSX形式のHomebrew実行ツール)
- Anemone3DS(テーマ管理ツール)
- Checkpoint(セーブデータ管理ツール)
- ftpd(ファイル転送ツール)
- Universal-Updater(自作アプリダウンロードツール)
- GodMode9(多機能管理ツール)
バックアップの保存
- SDカードをPCに接続
- /gm9/backups/ フォルダを安全な場所へコピー
- SysNAND:本体復旧用
- essential.exefs:本体固有データ
これらは必ずバックアップしてください。
おわりに
以上で、Newニンテンドー3DSへのCFW導入は完了です。
ここまで完了すれば、再起動してもCFWは維持され、 自作アプリ・エミュレーター・各種拡張機能を快適に利用できるようになります。
複数台導入する場合でも、手順を理解していれば比較的スムーズに進められるはずです。
本記事が、これからCFW導入を検討している方の参考になれば幸いです。

コメント